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「上手に撮れた写真」の認識、世代ごとに差異-セイコーエプソン調査

 セイコーエプソン(社長:花岡清二)は、「写真」に対する意識やニーズに関して独自のユーザー調査を行った。その結果、デジタル時代ならではの意識傾向が浮き彫りとなった。

 同社は20代独身女性100人、30代子育て中の専業主婦100人、そして56~63歳の男女100人計300人を対象にデジタルカメラに対する意識調査を行った結果、世代ごとに「上手に撮れた写真」に対する認識が異なることが如実に示された。

 調査の結果20代独身女性では、「写真うつり」、子育て世代では「家族の表情」、そして団塊世代では「自己表現」の良さが、「上手に撮れた写真」と判断する最優先事項であるという。また、求められるプリンタ機能も、20代独身女性では「肌の色合いや顔の大きさを自動で補正してプリントしてくれる機能」のニーズが高く、子育て世代では、「ボタン1つで簡単に、きれいにプリントできる」こと、「写真を加工して使用できる」ことへのニーズ、団塊世代では「画質・色再現性などにおいて最高レベルの性能を搭載したプリンタ」といった"こだわり"を重視する傾向が見られた。

 また、デジタルカメラや携帯電話のカメラ機能で撮影した写真データのうち、79%の人が「お気に入りの写真のみをプリント」しており、プリントする枚数は撮影した写真の40%以下が過半数を占めた。またプリントは家庭用プリンタで行われる場合が多く、撮影した写真データはパソコン上に保管される傾向も見られた。

 プリンタメーカーエプソンでは、これまで競合他社と「画質・スピード・操作性」において熾烈な差別競争を繰り広げてきたが、今年の年末商戦では同社の基軸ブランドであるカラリオの広告キャンペーンを「自分を、出そう」をテーマとし、デジタル時代ならではの写真プリントの潜在需要を掘り起こす戦略に重心を移している。プリンタ本体の販売促進のみならず、写真プリントそのものの潜在需要を喚起できるかが、今年の年末商戦の焦点であるという。
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